http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011118001000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
北朝鮮が29日朝、弾道ミサイルを発射したことについて、北朝鮮の国営メディアは、これまでのところ、一切伝えていません。韓国の情報機関は、発射が首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)にある国際空港で行われ、アメリカ・グアム島周辺への弾道ミサイルの発射計画を実行に移す能力があると誇示するため、日本の上空を通過させたとする見方を示しました。
韓国軍の合同参謀本部の発表によりますと、北朝鮮は29日朝、ピョンヤン郊外から日本海に向けて、弾道ミサイル1発を発射し、ミサイルは、最大高度が550キロに達して2700キロ余り飛行し、日本上空を通過して太平洋上に落下したということです。
これについて、北朝鮮の国営メディアは、これまでのところ、一切伝えておらず、朝鮮中央テレビも、歴史の記録映画や、体制をたたえる歌などを放送しています。
韓国の情報機関、国家情報院は、29日午後、韓国の国会で開かれた非公開の情報委員会で、今回の発射について説明しました。出席した議員によりますと、この中で国家情報院は、発射がピョンヤン郊外のスナンにある国際空港で行われたことを明らかにしました。
また、北朝鮮が日本の上空を通過させる形で発射を強行した理由として、先に明らかにしたアメリカ・グアム島周辺への弾道ミサイルの発射計画を実行に移す能力があると、誇示する狙いがあったとする見方を示しました。
一方で国家情報院は、発射された弾道ミサイルの種類や、弾頭の大気圏への再突入技術の確立に成功したかどうかについては、さらなる分析が必要だとするにとどめました。
米韓両軍は、合同軍事演習が31日終了したあとも、北朝鮮が来月9日に建国記念日を控えて、国威発揚のためにも追加の挑発に出る可能性があるとして、警戒と監視を続けています。
8月29日 18時53分
北朝鮮が29日朝、弾道ミサイルを発射したことについて、北朝鮮の国営メディアは、これまでのところ、一切伝えていません。韓国の情報機関は、発射が首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)にある国際空港で行われ、アメリカ・グアム島周辺への弾道ミサイルの発射計画を実行に移す能力があると誇示するため、日本の上空を通過させたとする見方を示しました。
韓国軍の合同参謀本部の発表によりますと、北朝鮮は29日朝、ピョンヤン郊外から日本海に向けて、弾道ミサイル1発を発射し、ミサイルは、最大高度が550キロに達して2700キロ余り飛行し、日本上空を通過して太平洋上に落下したということです。
これについて、北朝鮮の国営メディアは、これまでのところ、一切伝えておらず、朝鮮中央テレビも、歴史の記録映画や、体制をたたえる歌などを放送しています。
韓国の情報機関、国家情報院は、29日午後、韓国の国会で開かれた非公開の情報委員会で、今回の発射について説明しました。出席した議員によりますと、この中で国家情報院は、発射がピョンヤン郊外のスナンにある国際空港で行われたことを明らかにしました。
また、北朝鮮が日本の上空を通過させる形で発射を強行した理由として、先に明らかにしたアメリカ・グアム島周辺への弾道ミサイルの発射計画を実行に移す能力があると、誇示する狙いがあったとする見方を示しました。
一方で国家情報院は、発射された弾道ミサイルの種類や、弾頭の大気圏への再突入技術の確立に成功したかどうかについては、さらなる分析が必要だとするにとどめました。
米韓両軍は、合同軍事演習が31日終了したあとも、北朝鮮が来月9日に建国記念日を控えて、国威発揚のためにも追加の挑発に出る可能性があるとして、警戒と監視を続けています。
8月29日 18時53分