http://yomiuri.co.jp/national/20170830-OYT1T50015.html
富山県滑川市は29日、市有船を使った「ほたるいか海上観光」について、来年春に再開する方針を明らかにした。
同船による「富山湾岸クルージング」も早ければ10月下旬に再開させる。今年は市と運航会社が運航方法を巡って対立し、いずれも同船で実施できなかった。
市は昨年春、購入した市有船を運航会社に貸す形でほたるいか海上観光に活用。同4〜11月には滑川沖を巡るクルージングも始めた。運航できなかった今年は、海上観光を民間有志が代わりに4〜5月に別の船で行った。
市の説明によると、市と運航会社が今月、船の賃貸関係を完全に解消。市は新たな運航会社の選定を進め、再開を目指す。手続きには約2か月かかるが、市観光課は「一日でも早く運航したい」としている。