茨城の会社敷地で見つかったパネル
27日午前、重さが3キロほどの航空機のパネルと見られる部品が、茨城県内の会社の敷地内に落ちているのが見つかりました。国土交通省は、成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性があると見て、詳しく調べています。
27日午前11時ごろ、茨城県稲敷市にある鋼材の加工・販売会社の敷地に、白っぽい色の部品が落ちているのを従業員が見つけました。
国土交通省成田空港事務所によりますと、部品は、横およそ1メートル50センチ、縦およそ60センチ、重さが3キロほどで、その形状などから航空機のパネルの一部と見られるということです。
けがをした人はおらず、今のところ、建物への被害も確認されていません。
現場は、成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートに当たるということです。
国土交通省は、見つかった部品は成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性があると見て、部品を空港まで運んで詳しく調べることにしています。
成田空港を離着陸する航空機をめぐっては、今月7日から8日にかけて、全日空機から重さ3キロの部品が2度にわたって脱落しましたが、部品は見つかっていないということです。
■落下物脱落報告は400件超
国土交通省は、国内の航空会社に対して部品を落下させたり、部品がなくなっているのが見つかったりした場合に報告を義務づけていて、去年10月末までのおよそ7年半に、437件の報告があったということです。
また国内の空港周辺で航空機からの落下物が見つかったケースは、平成27年度までの10年間に、合わせて21件確認されています。
平成20年5月には旅客機から重さが12キロと3.5キロのパネル2枚が外れ、このうち1枚が、千葉県香取市の畑に落下しているのが見つかりました。
また最近では、今月23日に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から重さ4キロ余りの部品が落下して、大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかる事故があったばかりです。
国の運輸安全委員会は、航空機の事故につながりかねない「重大インシデント」として原因を調査しています。
配信9月27日 18時33分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170927/k10011158661000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
27日午前、重さが3キロほどの航空機のパネルと見られる部品が、茨城県内の会社の敷地内に落ちているのが見つかりました。国土交通省は、成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性があると見て、詳しく調べています。
27日午前11時ごろ、茨城県稲敷市にある鋼材の加工・販売会社の敷地に、白っぽい色の部品が落ちているのを従業員が見つけました。
国土交通省成田空港事務所によりますと、部品は、横およそ1メートル50センチ、縦およそ60センチ、重さが3キロほどで、その形状などから航空機のパネルの一部と見られるということです。
けがをした人はおらず、今のところ、建物への被害も確認されていません。
現場は、成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートに当たるということです。
国土交通省は、見つかった部品は成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性があると見て、部品を空港まで運んで詳しく調べることにしています。
成田空港を離着陸する航空機をめぐっては、今月7日から8日にかけて、全日空機から重さ3キロの部品が2度にわたって脱落しましたが、部品は見つかっていないということです。
■落下物脱落報告は400件超
国土交通省は、国内の航空会社に対して部品を落下させたり、部品がなくなっているのが見つかったりした場合に報告を義務づけていて、去年10月末までのおよそ7年半に、437件の報告があったということです。
また国内の空港周辺で航空機からの落下物が見つかったケースは、平成27年度までの10年間に、合わせて21件確認されています。
平成20年5月には旅客機から重さが12キロと3.5キロのパネル2枚が外れ、このうち1枚が、千葉県香取市の畑に落下しているのが見つかりました。
また最近では、今月23日に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から重さ4キロ余りの部品が落下して、大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかる事故があったばかりです。
国の運輸安全委員会は、航空機の事故につながりかねない「重大インシデント」として原因を調査しています。
配信9月27日 18時33分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170927/k10011158661000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001