2017.11.4 06:00
神奈川県座間市のアパート一室から9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が過去のツイッターの投稿を一部削除していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。白石容疑者はツイッターで自殺願望のある女性を誘い出していたとみられ、警視庁高尾署捜査本部は、白石容疑者が投稿を削除して被害者と接触した痕跡を消し、証拠隠滅を図ったとみて調べている。
白石容疑者はツイッターで「首吊り士」「死にたい」など複数のアカウントを所持。自殺の手助けをほのめかし、反応のあった相手に対して、個別にメッセージを送るなどしてやりとりを続けていたとみられる。行方不明になっている東京都八王子市の女性(23)も、ツイッターで白石容疑者と連絡をとった形跡があった。
捜査本部は白石容疑者のスマートフォンの通信履歴などから被害者との接触や殺害の時期の特定を進めているが、白石容疑者は過去の投稿について「古いものは削除した」などと話しているといい、解析を急ぐ。
一方、白石容疑者が遺体の一部を捨てる際、「新聞紙と粘着テープで覆い、自宅から離れたごみ捨て場に捨てた」と話していることも判明。被害者の所持品も「捨てた」と話しているといい、捜査本部は、事件への関与が発覚するのを恐れて隠蔽した疑いがあるとみている。
白石容疑者は現場のアパートに入居した8月22日以降、カップルを含む10〜20代の9人を会ったその日に殺害し、遺体を切断して一部を廃棄したと供述。室内からは女性8人、男性1人とみられる切断された頭部や、約240個の手や脚の骨が見つかっており、捜査本部は遺体をDNA型鑑定するなどして身元の特定を進めている。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/171104/afr1711040004-s1.html
白石隆浩容疑者がSNS(会員制交流サイト)を通じて千葉県の女性に送った自身の顔写真(女性提供)
容疑者のTwitter画面
立川地裁を出る容疑者
神奈川県座間市のアパート一室から9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が過去のツイッターの投稿を一部削除していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。白石容疑者はツイッターで自殺願望のある女性を誘い出していたとみられ、警視庁高尾署捜査本部は、白石容疑者が投稿を削除して被害者と接触した痕跡を消し、証拠隠滅を図ったとみて調べている。
白石容疑者はツイッターで「首吊り士」「死にたい」など複数のアカウントを所持。自殺の手助けをほのめかし、反応のあった相手に対して、個別にメッセージを送るなどしてやりとりを続けていたとみられる。行方不明になっている東京都八王子市の女性(23)も、ツイッターで白石容疑者と連絡をとった形跡があった。
捜査本部は白石容疑者のスマートフォンの通信履歴などから被害者との接触や殺害の時期の特定を進めているが、白石容疑者は過去の投稿について「古いものは削除した」などと話しているといい、解析を急ぐ。
一方、白石容疑者が遺体の一部を捨てる際、「新聞紙と粘着テープで覆い、自宅から離れたごみ捨て場に捨てた」と話していることも判明。被害者の所持品も「捨てた」と話しているといい、捜査本部は、事件への関与が発覚するのを恐れて隠蔽した疑いがあるとみている。
白石容疑者は現場のアパートに入居した8月22日以降、カップルを含む10〜20代の9人を会ったその日に殺害し、遺体を切断して一部を廃棄したと供述。室内からは女性8人、男性1人とみられる切断された頭部や、約240個の手や脚の骨が見つかっており、捜査本部は遺体をDNA型鑑定するなどして身元の特定を進めている。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/171104/afr1711040004-s1.html
白石隆浩容疑者がSNS(会員制交流サイト)を通じて千葉県の女性に送った自身の顔写真(女性提供)
容疑者のTwitter画面
立川地裁を出る容疑者