チョウザメ海水飼育に成功
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005601401.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
高級食材のキャビアで知られるチョウザメを淡水ではなく、
海水で飼育する実験に成功したと北海道大学の研究グループが明らかにしました。
海水で育てると成長が早くなるとみられていて、今後の生産拡大につながるのではないかと期待されています。
この実験は北海道大学の研究グループが道北の美深町と協力して、オホーツク海に面した
紋別市の海水のいけすで去年から行っています。
去年は生後4年から6年で重さ3キロ以下の比較的小さいチョウザメ10頭を飼育しましたが、
1か月ほどですべて死んでしまいました。
このため、ことしは生後5年から7年で重さ4キロ以上のより成長が進んだ7頭を使って
実験を行ったところ、このうち5頭が5月から今月にかけておよそ6か月間、生存したということです。
チョウザメを海水で飼育すると成長ホルモンが活性化して淡水の2倍以上の早さで成長するとみられていて、
今後の生産拡大につながるのではないかと期待されています。
北海道大学大学院の足立伸次教授は
「平均で1.5倍くらいの大きさに成長していて、淡水で育てるより早いと思う。
今後、さらに数を増やして実験を続けたい」と話しています。
いけすを管理している紋別市港湾課の岩本勉之さんは
「安定して大きくなるよう協力していきたい」と話しています。
研究グループによりますと、こうした実験が行われたのは全国で初めてで
研究グループは来年以降、海水での飼育に適したチョウザメの特徴などをさらに調べることにしています。
11/14 18:18
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005601401.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
高級食材のキャビアで知られるチョウザメを淡水ではなく、
海水で飼育する実験に成功したと北海道大学の研究グループが明らかにしました。
海水で育てると成長が早くなるとみられていて、今後の生産拡大につながるのではないかと期待されています。
この実験は北海道大学の研究グループが道北の美深町と協力して、オホーツク海に面した
紋別市の海水のいけすで去年から行っています。
去年は生後4年から6年で重さ3キロ以下の比較的小さいチョウザメ10頭を飼育しましたが、
1か月ほどですべて死んでしまいました。
このため、ことしは生後5年から7年で重さ4キロ以上のより成長が進んだ7頭を使って
実験を行ったところ、このうち5頭が5月から今月にかけておよそ6か月間、生存したということです。
チョウザメを海水で飼育すると成長ホルモンが活性化して淡水の2倍以上の早さで成長するとみられていて、
今後の生産拡大につながるのではないかと期待されています。
北海道大学大学院の足立伸次教授は
「平均で1.5倍くらいの大きさに成長していて、淡水で育てるより早いと思う。
今後、さらに数を増やして実験を続けたい」と話しています。
いけすを管理している紋別市港湾課の岩本勉之さんは
「安定して大きくなるよう協力していきたい」と話しています。
研究グループによりますと、こうした実験が行われたのは全国で初めてで
研究グループは来年以降、海水での飼育に適したチョウザメの特徴などをさらに調べることにしています。
11/14 18:18