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11月27日 17時55分
去年行われた都立の看護専門学校の入学試験で出題ミスがあり、本来は合格だったはずの受験生3人が不合格になっていたことが明らかになり、東京都は、受験生に謝罪したうえで、再発防止に努めたいとしています。
東京都によりますと、去年1月に都立の看護専門学校の一般入試の数学で、整数に関する問題の表記を誤り、正しい答えが導き出せない出題ミスがあったということです。
誤りは、試験から1年8か月後のことし9月になって、都に寄せられた指摘で明らかになり、都がこの問題について採点の対象から外したところ、本来であれば合格だったはずの受験生の女性3人が不合格になっていたことがわかったということです。
3人のうち、1人は広尾看護専門学校に、2人は南多摩看護専門学校に追加で合格となることから、東京都は、3人に対して謝罪と説明をし、希望をすれば来年4月に入学できる措置をとるということです。
東京都は、問題の事前点検を強化する具体策を検討し、再発防止に向けた取り組みを徹底したいとしています。