https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00001730-tokaiv-l23
「老人ホームに入らないか」という誘い文句をきっかけに、名古屋市名東区に住む
70代の女性が現金約2600万円を騙し取られました。
名古屋市名東区で一人暮らしをする無職の70代の女性の自宅に、先月中旬、
総合商社を名乗る男から「老人ホームに入らないか」などと電話があり、女性は断りました。
その後、老人ホームの運営会社を名乗る男から電話があり、「総合商社の男が詐欺をしようとして
申し込んだ。キャンセルするためには300万円が必要だ」などと言われ、宅配便で指定された
場所に現金を送るよう指示されました。
女性のもとにはその後も財務局や弁護士、大阪地裁などを名乗る男から電話があり、
女性は今月下旬までに4回に分け、現金約2600万円を大阪市内の指定された住所に
宅配便で送り、だましとられました。
女性が27日、銀行で現金を振り込むための手続きをしていたところ、窓口の銀行員が不審に思い、
警察に通報して事件が発覚しました。
警察によると女性は、男らから「一切口外してはいけない」と言われていたため、
誰にも相談しなかったということです。
警察は、電話での声などから30〜40代の男ら複数犯による犯行とみて女性から話を聞くとともに
詳しい状況を調べています。