<連続昏睡強盗>「声優のアイコ」2審も実刑 東京高裁判決
12/14(木) 16:40配信
「声優のアイコ」を名乗る女による連続昏睡(こんすい)強盗事件で、
昏睡強盗や窃盗などの罪に問われた無職、神いっき被告(33)に対する控訴審判決で、
東京高裁(合田悦三裁判長)は14日、弁護側の控訴を棄却し、懲役10年の実刑とした1審判決を支持した。
弁護側は1審に続き「別人格が事件を起こしており、被告は無罪」と主張したが、高裁も認めなかった。
高裁で、弁護側は「(男性として生活する)性同一性障害の被告が女装して事件を起こしていたのは、
別人格になっていたからだ」と主張。平素の人格は犯行を認識していなかったとして、
「刑事責任能力はない」と述べた。
これに対し、高裁は「(男性として生活する被告が)犯行の発覚を免れるための変装として、
日常着と異なる女性用の衣服を身につけることは一般的に十分あり得る」と判断。
事件時、被告に完全責任能力があったとして1審を追認した。
判決によると、神被告は2013年10月〜14年2月、東京都品川区の路上で知り合った男性に
睡眠薬入りの清涼飲料水を飲ませてホテルに連れ込むなどし、
計5人の男性から現金計約154万円や腕時計を盗んだ。【石山絵歩】
12/14(木) 16:40配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000043-mai-soci
12/14(木) 16:40配信
「声優のアイコ」を名乗る女による連続昏睡(こんすい)強盗事件で、
昏睡強盗や窃盗などの罪に問われた無職、神いっき被告(33)に対する控訴審判決で、
東京高裁(合田悦三裁判長)は14日、弁護側の控訴を棄却し、懲役10年の実刑とした1審判決を支持した。
弁護側は1審に続き「別人格が事件を起こしており、被告は無罪」と主張したが、高裁も認めなかった。
高裁で、弁護側は「(男性として生活する)性同一性障害の被告が女装して事件を起こしていたのは、
別人格になっていたからだ」と主張。平素の人格は犯行を認識していなかったとして、
「刑事責任能力はない」と述べた。
これに対し、高裁は「(男性として生活する被告が)犯行の発覚を免れるための変装として、
日常着と異なる女性用の衣服を身につけることは一般的に十分あり得る」と判断。
事件時、被告に完全責任能力があったとして1審を追認した。
判決によると、神被告は2013年10月〜14年2月、東京都品川区の路上で知り合った男性に
睡眠薬入りの清涼飲料水を飲ませてホテルに連れ込むなどし、
計5人の男性から現金計約154万円や腕時計を盗んだ。【石山絵歩】
12/14(木) 16:40配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000043-mai-soci