https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180105/k10011280301000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
1月5日 19時54分
京都府綾部市の特別養護老人ホームで、先月下旬以降、入所者など5人がインフルエンザに感染し、このうち70代の男性1人が死亡しました。
京都府によりますと、綾部市高津町の特別養護老人ホーム、「綾部はなみずき」で、先月28日から4日にかけて、入所者4人と職員1人が呼吸不全や発熱などの症状を訴え、インフルエンザと診断されました。
このうち入所者の77歳の男性が病院に入院し、4日、インフルエンザが原因の肺炎で死亡したということです。ほかの4人は快方に向かっているということです。
京都府は、4人の入所者が施設内で感染したと見て、老人ホームに対し、感染拡大を防ぐ措置を取るよう指示しました。老人ホームは消毒などを行い、今のところ新たな患者は確認されていないということです。
京都府と京都市によりますと、先月31日までの1週間に府内でインフルエンザと診断された患者は、注意報レベルの1医療機関当たり10人を超え、府や市は流行がさらに本格化するおそれがあるとして、手洗いやうがい、マスクの着用などを徹底するよう呼びかけています。