http://www.sankei.com/smp/west/news/180130/wst1801300069-s1.html
大阪府警の20代の男性巡査長が、ドメスティックバイオレンス(DV)被害にあった女性の避難先に関する情報を、加害者である元夫に誤って伝えていたことが30日、府警への取材で分かった。女性に被害はなかったが、その後転居しており、府警は転居費用など約120万円を支払うことを決めた。
府警生活安全総務課によると、巡査長は昨年、裁判所から元夫に対して女性への接近を禁じる保護命令が出たため、元夫に電話で警告。その際に自身が所属する府内の警察署名を伝えていた。女性は当時、この警察署の管内に住んでいたため、元夫側に推測される恐れがあった。
府警は内規で、保護命令に関する連絡について、加害者に対しては加害者の居住地の所轄署が行うよう定めているが、巡査長は誤って元夫に連絡してしまったという。
ミスを把握した府警が女性に経緯を説明し、女性が転居を希望した。この間、元夫が女性のもとを訪れるなどの被害はなかった。
大阪府警の20代の男性巡査長が、ドメスティックバイオレンス(DV)被害にあった女性の避難先に関する情報を、加害者である元夫に誤って伝えていたことが30日、府警への取材で分かった。女性に被害はなかったが、その後転居しており、府警は転居費用など約120万円を支払うことを決めた。
府警生活安全総務課によると、巡査長は昨年、裁判所から元夫に対して女性への接近を禁じる保護命令が出たため、元夫に電話で警告。その際に自身が所属する府内の警察署名を伝えていた。女性は当時、この警察署の管内に住んでいたため、元夫側に推測される恐れがあった。
府警は内規で、保護命令に関する連絡について、加害者に対しては加害者の居住地の所轄署が行うよう定めているが、巡査長は誤って元夫に連絡してしまったという。
ミスを把握した府警が女性に経緯を説明し、女性が転居を希望した。この間、元夫が女性のもとを訪れるなどの被害はなかった。