https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180130/k10011308911000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_023
1月30日 19時57分
日本郵政傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命は、1200億円規模のファンドを設立すると発表し、長引く低金利で国債の運用が厳しくなる中、運用の多様化を進めるとしています。
発表によりますと、ゆうちょ銀行とかんぽ生命は、来月共同で新会社をつくり、国内企業の事業再生案件や成長が見込まれるベンチャー企業などに投資するファンドを設立するということです。
両社は、これまで他のファンドに投資する形で数億円規模の運用は行ってきましたが、日本郵政グループで自前のファンドをつくるのはこれが初めてで、運用規模は1200億円程度になるとしています。
両社は長引く低金利の影響で、およそ4割を占める国債の運用が厳しくなっており、今回のファンドの設立で運用先の多様化を進めるとしています。
一方、投資先の選定なども自前で行うということで、国債に比べて高い運用リスクへの対応が課題になりそうです。
日本郵政の長門正貢社長は記者会見で、「ゆうちょ銀行とかんぽ生命は、大きな資金を運用していかなければならない。新たな投資を業務の中心に据えていきたいと思う」と述べました。
1月30日 19時57分
日本郵政傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命は、1200億円規模のファンドを設立すると発表し、長引く低金利で国債の運用が厳しくなる中、運用の多様化を進めるとしています。
発表によりますと、ゆうちょ銀行とかんぽ生命は、来月共同で新会社をつくり、国内企業の事業再生案件や成長が見込まれるベンチャー企業などに投資するファンドを設立するということです。
両社は、これまで他のファンドに投資する形で数億円規模の運用は行ってきましたが、日本郵政グループで自前のファンドをつくるのはこれが初めてで、運用規模は1200億円程度になるとしています。
両社は長引く低金利の影響で、およそ4割を占める国債の運用が厳しくなっており、今回のファンドの設立で運用先の多様化を進めるとしています。
一方、投資先の選定なども自前で行うということで、国債に比べて高い運用リスクへの対応が課題になりそうです。
日本郵政の長門正貢社長は記者会見で、「ゆうちょ銀行とかんぽ生命は、大きな資金を運用していかなければならない。新たな投資を業務の中心に据えていきたいと思う」と述べました。