◆DV・ストーカー対応強化で「人身安全対策課」新設へ 24時間対応、「心理警察官」も配置 兵庫県警
ドメスティックバイオレンス(DV)やストーカーなど死傷事件に発展する恐れもある人身安全関連事案への対応を強化するため、
県警が生活安全部内に「人身安全対策課」を新設する方針を固めたことが6日、県警への取材で分かった。
3月下旬の定期異動に合わせて組織改編を実施する予定。
また、少年育成課と少年捜査課を12年ぶりに「少年課」に再統合し、児童虐待や児童ポルノ対策などに力を入れる。
人身安全関連事案の中でも、県内では特にDV被害の増加が顕著で、平成29年に県警が認知した件数は前年比370件増の3380件。
県警はそのうち750件(前年比120件増)についてDV防止法違反や殺人未遂、暴行、傷害などの容疑で摘発した。
県警では各警察署が受理した被害相談を生活安全企画課の担当係が集約し、事件に発展する恐れのある事案については刑事部の捜査員らとともに対応していた。
組織改編後は、人身安全対策課の捜査員が24時間態勢で対応し、相談の窓口となる各警察署に対する支援や指揮に当たる。
臨床心理士の資格を持ち、ストーカーの加害者対策を専門に行う「心理警察官」も配置される予定という。
一方、少年課をめぐっては18年4月、少年犯罪の増加を背景に、非行や暴行など少年事件を扱う少年捜査課を独立させ、少年課自体も少年育成課に改組していた。
しかし、近年は少年育成課が扱う児童虐待事案などが急増し、両課が一体となって対応する必要性が高まったため、今回の組織改編で再統合することになった。
産経ニュース 2018.2.7 10:46
http://www.sankei.com/west/news/180207/wst1802070023-n1.html
ドメスティックバイオレンス(DV)やストーカーなど死傷事件に発展する恐れもある人身安全関連事案への対応を強化するため、
県警が生活安全部内に「人身安全対策課」を新設する方針を固めたことが6日、県警への取材で分かった。
3月下旬の定期異動に合わせて組織改編を実施する予定。
また、少年育成課と少年捜査課を12年ぶりに「少年課」に再統合し、児童虐待や児童ポルノ対策などに力を入れる。
人身安全関連事案の中でも、県内では特にDV被害の増加が顕著で、平成29年に県警が認知した件数は前年比370件増の3380件。
県警はそのうち750件(前年比120件増)についてDV防止法違反や殺人未遂、暴行、傷害などの容疑で摘発した。
県警では各警察署が受理した被害相談を生活安全企画課の担当係が集約し、事件に発展する恐れのある事案については刑事部の捜査員らとともに対応していた。
組織改編後は、人身安全対策課の捜査員が24時間態勢で対応し、相談の窓口となる各警察署に対する支援や指揮に当たる。
臨床心理士の資格を持ち、ストーカーの加害者対策を専門に行う「心理警察官」も配置される予定という。
一方、少年課をめぐっては18年4月、少年犯罪の増加を背景に、非行や暴行など少年事件を扱う少年捜査課を独立させ、少年課自体も少年育成課に改組していた。
しかし、近年は少年育成課が扱う児童虐待事案などが急増し、両課が一体となって対応する必要性が高まったため、今回の組織改編で再統合することになった。
産経ニュース 2018.2.7 10:46
http://www.sankei.com/west/news/180207/wst1802070023-n1.html