福井県越前市は19日、市内でコウノトリの幼鳥が死んでいるのが見つかったと発表した。
同市では今月中旬、豪雪のため観測史上最高の130センチの積雪を記録。餌のドジョウなどがいる水田が雪に覆われ、餌がとれず衰弱死した可能性があるという。
コウノトリは国の特別天然記念物に指定され、兵庫県立コウノトリの郷さと公園(豊岡市)などが野生復帰を目指し、個体識別用の足環あしわをつけて放鳥。同公園のホームページによると、野外で生息しているのは今月16日現在119羽という。
越前市によると、19日午前、同市安養寺町のポンプ場敷地内で、作業員が、死んでいるコウノトリを見つけた。同市で昨秋から目撃されている複数のうちの1羽という。足環がないため、国外で誕生した野生のコウノトリとみられる。
同市で保護活動に取り組む市民グループ「水辺と生き物を守る農家と市民の会」の恒本明勇会長(71)は「雪で餌場が壊滅的な状態だったので心配していた。非常に残念」と話した。
http://yomiuri.co.jp/national/20180219-OYT1T50097.html
同市では今月中旬、豪雪のため観測史上最高の130センチの積雪を記録。餌のドジョウなどがいる水田が雪に覆われ、餌がとれず衰弱死した可能性があるという。
コウノトリは国の特別天然記念物に指定され、兵庫県立コウノトリの郷さと公園(豊岡市)などが野生復帰を目指し、個体識別用の足環あしわをつけて放鳥。同公園のホームページによると、野外で生息しているのは今月16日現在119羽という。
越前市によると、19日午前、同市安養寺町のポンプ場敷地内で、作業員が、死んでいるコウノトリを見つけた。同市で昨秋から目撃されている複数のうちの1羽という。足環がないため、国外で誕生した野生のコウノトリとみられる。
同市で保護活動に取り組む市民グループ「水辺と生き物を守る農家と市民の会」の恒本明勇会長(71)は「雪で餌場が壊滅的な状態だったので心配していた。非常に残念」と話した。
http://yomiuri.co.jp/national/20180219-OYT1T50097.html