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3月2日 17時29分
今後の自動車の鍵を握るとされる自動運転の技術開発を加速するため、トヨタ自動車は国内や海外のIT技術者など、1000人規模の会社を新たに東京に設立すると発表し、開発体制を強化することにしています。
発表によりますと、トヨタは自動車メーカーやIT企業などの開発競争が激しくなっている自動運転の技術開発を加速するため、今月、東京に新会社を設立します。
新会社は世界的なIT人材の獲得競争に対応するため、社内での公用語を英語に統一して、日本だけでなく海外からも有能な人材の獲得を目指すとしています。
トヨタでは現在、日本のエンジニアの多くが愛知県豊田市の拠点で活動していますが、新会社はアクセスや採用面でより有利だとして、東京に設立することを決めたということです。
トヨタはグループ会社の「アイシン精機」と「デンソー」とともに、この新会社に3000億円以上を投資する計画で、新たに700人の技術者を採用するほか、3社の技術者も含め、合わせて1000人規模で自動運転技術の開発体制を強化することにしています。