硫黄島で日米合同慰霊式、約230人が参列
4時間前
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3325475.htm
太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島で、19回目となる日本とアメリカ合同の慰霊式が開かれ、参列した遺族や政府関係者らは、戦争の記憶を風化させてはいけないと、誓いを新たにしました。
「ここ硫黄島での戦史に稀な壮烈な戦いの記憶も近年では世代も変わり、徐々に風化しつつあることを憂いますが、私たちにはあのような悲惨な戦いを二度と再び繰り返さぬよう、長く後生に語り継いで行く責任と義務があります」(寺本鐵朗 硫黄島協会会長)
日本とアメリカ合同の慰霊式には、双方の遺族や硫黄島の戦いからの生還者のほか、小野寺防衛大臣など閣僚らおよそ230人が参列し、戦没者を追悼しました。参列した人たちは、戦争の記憶を風化させず、次の世代に引き継いで行くことの重要性を訴えました。
政府は日本兵の遺骨の収集を進めていますが、硫黄島では戦死したおよそ2万1900人のうち1万1500人あまりの遺骨がまだ収容されていないということです。