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4月8日 7時28分
鹿児島県日置市の住宅で親族や近所の男女3人が殺害された事件では、逮捕された38歳の男の祖母と父親も行方がわからなくなっていて、父親は数日前から仕事に来なくなっていました。2人は、この頃、事件に巻き込まれたとみられ、警察は、男が何らかの事情を知っている可能性があるとみて調べています。
6日、鹿児島県日置市東市来町の岩倉久子さん(89)の住宅で、親族の女性2人が死亡しているのが見つかり、近所に住む後藤広幸さん(47)も搬送先の病院で死亡しました。
警察は7日、久子さんの孫で近所に住む無職の岩倉知広容疑者(38)を後藤さんに対する殺人の疑いで逮捕し、岩倉容疑者は調べに対し容疑を認めた上で、親族の女性2人を殺害したことをほのめかす供述をしているということです。
さらに、現場の住宅では、祖母の久子さんと68歳の父親の2人の行方がわからなくなっていて、このうち父親は今回の事件の数日前から仕事に来なくなっていました。2人は、この頃、事件に巻き込まれた可能性があり、安否を確認に来た3人が次々に殺害されたとみられています。
警察は、岩倉容疑者が、行方不明の2人についても何らかの事情を知っている可能性があるとみて調べるとともに、8日も現場周辺を中心に手がかりがないか捜索を進めることにしています。