インド北部ヒマーチャルプラデシュ州で9日、スクールバスが谷に転落した。地元メディアによると、運転手のほか、子どもら少なくとも30人が死亡した模様だ。事故当時、バスには約40人が乗っていたとの情報もあり、死者数はさらに増える恐れがある。
地元メディアによると、バスは学校から子どもたちを送り届ける途中で、約60メートル下の谷に落ちたという。ほとんどの子どもたちは10歳以下だったとみられる。
事故原因は分かっておらず、警察が捜索を続けている。現場はヒマラヤのふもとにあり、標高約2千メートルという。(ニューデリー=奈良部健)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL4B0072L49UHBI054.html