【稚内】市のノシャップ寒流水族館は、3月に生まれた4頭のゴマフアザラシの赤ちゃんのうち、雄と雌のそれぞれ1頭の名前を募集している。
母親は2頭とも別で、3月20日に雄、27日に雌が生まれた。出生時の体長は雄が70センチ、雌が53センチ、体重はともに10キロ以下だったが、約1カ月でそれぞれ体長85センチ、体重35キロを超えた。ふわふわの白い産毛は生後2週間ごろから生え替わり、現在は「ごま模様」へと変化している。
飼育員の福岡あゆみさん(30)によると、ごま模様が濃いのが雄だという。福岡さんは「久しぶりに生まれた赤ちゃん。親しみやすい名前をぜひ付けてもらいたい」と呼びかける。
応募資格は中学生以下の来館者で募集期間は31日まで。応募箱は館内にある。名付け親には7月〜8月上旬に行う命名式で認定書と記念品を贈る予定だ。(伊藤駿)
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