JR西日本が新保安システム導入
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20180512/4000000747.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
JR西日本は鉄道事故を防ぐため、列車の走行位置とあらかじめ登録した
制限速度などの情報を照合することで、列車を制御する新たな保安システムを5月から導入します。
この保安システムは、JR西日本が10年前から開発を進めてきたもので、
227系という新型車両に搭載したデータベースを用います。
車輪の回転数などから割り出した走行位置と、車両のデータベースにあらかじめ登録した
制限速度や信号機の情報を照らし合わせることで列車を制御するシステムです。
列車が制限速度を超えたりオーバーランをしそうになったりすると、自動的にブレーキがかかります。
JRによりますと、これまではATS=自動列車停止装置などを列車の制御に使っていましたが、
よりきめ細かい制御が可能になり、列車の安全性を高められるということです。
このシステムは今月20日から山陽線の西広島駅と岩国駅の間で
JR西日本の管内では初めて導入され、順次区間を拡大していきます。
JR西日本広島支社の中野浩之副支社長は
「運転士をバックアップするシステムで、人と機械を融合させることで
より安全性と安定性を高めていきたい」と話しています。
05/12 09:47