自動車用コンプレッサー(圧縮機)製造のサンデンホールディングスが、「自動販売機」をコンビニエンスストア向けに売ろうとしている。
同社の売上高の2割を占める自販機などの事業は、コンビニのいれたてコーヒーなどに押されて苦戦が続いてきた。だが今後、コンビニが省人化を進めることを想定し、無人店舗で使えるお弁当や飲み物などの自販機を開発した。近く売り出し、2018年3月期は681億円だった自販機などの売上高を、21年3月期に2割増の810億円に伸ばす目標だ。
西勝也副社長は「コンビニと自販機はカニバリズム(共食い)状態だったが、両方の技術を組み合わせて新しいビジネスをつくりたい」。
サンデンの18年3月期決算は、売上高が前年比2.0%増の2876億円、営業利益が245.7%増の54億円、純損益が42億円の黒字(前年は224億円の赤字)だった。(新宅あゆみ)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL5B5J9SL5BULFA029.html
同社の売上高の2割を占める自販機などの事業は、コンビニのいれたてコーヒーなどに押されて苦戦が続いてきた。だが今後、コンビニが省人化を進めることを想定し、無人店舗で使えるお弁当や飲み物などの自販機を開発した。近く売り出し、2018年3月期は681億円だった自販機などの売上高を、21年3月期に2割増の810億円に伸ばす目標だ。
西勝也副社長は「コンビニと自販機はカニバリズム(共食い)状態だったが、両方の技術を組み合わせて新しいビジネスをつくりたい」。
サンデンの18年3月期決算は、売上高が前年比2.0%増の2876億円、営業利益が245.7%増の54億円、純損益が42億円の黒字(前年は224億円の赤字)だった。(新宅あゆみ)
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