http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000128319.html
28日に熊本市で起きた切り付け事件で、警察は29日朝から詳しい捜査を進めています。
28日午後4時半ごろ、アパートで男(36)が男性(60代)に刃物で切り付けました。
男はさらに、別の男性を約400メートル離れた場所まで追い掛けました。
そして、駆け付けた警察官に切り付けたということです。警察官は5発、発砲して
そのうち4発が男に当たりました。
(住吉香音アナウンサー報告)
男は住宅街のなかにあるアパートに住んでいました。そのアパートの上の階に住む住民が
外出しようとしたところ、「おいこら」などと怒鳴って包丁でいきなり切り付けてきたということです。
その後、助けに入った別の男性を男は道路を走って追い掛け続けたということです。そして、
最初の現場からは約400メートルほど離れた消防署の出張所まで追い掛け続けたということです。
追い掛けられた男:「(切り掛かった男性に)ちょっと来いと言って犯人が包丁を持ってそのまま突き刺しました。
犯人をちょこちょこ見てたら、『お前を殺す』と言われて自分は逃げた」
この事件は夕方、男が60代の男性に切り付け、駆け付けた警察官に馬乗りになって顔を切り付けたところ、
警察官が拳銃で5発を発砲しました。そのうち4発が男に命中し、男はその後に死亡しました。
最初に切り付けられた男性と警察官も重軽傷を負っています。男には精神疾患があり、通院中だったということです。
警察では29日午前まで現場の状況を確認する作業が行われていまして、撃った弾の捜索が続いていました。
一方で、最初に切り付けられた男性と男との間には面識はなかったという話もあがっていて、2人の間に
どのような住民トラブルが起きていたのか、警察は引き続き調べを進めています。