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テレビを直せ!W杯前に受刑者がハンスト突入 アルゼンチン
2018年6月13日 12:25
発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン
【6月13日 AFP】アルゼンチンの刑務所で、W杯ロシア大会(2018 World Cup)を見たいがためにケーブルテレビの修理を要求した受刑者らがハンガーストライキに突入した。
ハンストを始めた受刑者9人は首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)から南に約1300キロ離れたプエルトマドリン(Puerto Madryn)の刑務所に収容されており、声明で「自由を奪われたすべての人々にとってケーブルテレビは絶対必要な権利だ」と訴えた。
声明によるとテレビは3日間故障したままで、受刑者らは「問題が解決するまで、われわれは食事を一切受け取らないと決意した」と宣言している。
テレビは刑務所の共用スペースに設置されていたが、つい先日壊れ、そのままにされていたといい、9人はさらに権利を主張するため訴えも起こしたという。
W杯ロシア大会は14日開幕。アルゼンチンは16日、初戦のアイスランド戦に臨む。(c)AFP
アルゼンチンのサポーター(2014年6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Lucas Uebel