https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00000055-jij-soci
北海道大総合博物館と三笠市立博物館は20日、北海道芦別市にある白亜紀後期の
8630万〜8980万年前の地層から、恐竜の椎骨の化石1個が見つかったと発表した。
形状などから肉食恐竜ティラノサウルス類の可能性が高いという。
両博物館によると、化石は長さ約9センチ、高さ約6センチ、幅約5センチの円柱形で、
2016年にアマチュアの愛好家が発見した。形状や内部構造を分析した結果、
体長約6メートルの中型のティラノサウルス類のものと推定された。
ティラノサウルス類は白亜紀後期に大型化したとされる。一方で、この時代の化石の発見例は限られており、
北大総合博物館の小林快次准教授は記者会見で「大型化の謎の解明にとって重要な発見だ」と説明した。
白亜紀後期のティラノサウルス類の化石は福島、長崎、熊本各県でも見つかっている。
福島県のものと今回の化石は海底に堆積してできた地層から見つかっており、当時海岸線近くに
生息していた可能性も考えられるという。
化石を発見した奈良県平群町の小川英敏さん(62)も会見に同席し、
「サメの骨を探しに入って、恐竜の骨が見つかるとは。驚いたし、うれしかった」と笑顔で話した。
北海道大総合博物館と三笠市立博物館は20日、北海道芦別市にある白亜紀後期の
8630万〜8980万年前の地層から、恐竜の椎骨の化石1個が見つかったと発表した。
形状などから肉食恐竜ティラノサウルス類の可能性が高いという。
両博物館によると、化石は長さ約9センチ、高さ約6センチ、幅約5センチの円柱形で、
2016年にアマチュアの愛好家が発見した。形状や内部構造を分析した結果、
体長約6メートルの中型のティラノサウルス類のものと推定された。
ティラノサウルス類は白亜紀後期に大型化したとされる。一方で、この時代の化石の発見例は限られており、
北大総合博物館の小林快次准教授は記者会見で「大型化の謎の解明にとって重要な発見だ」と説明した。
白亜紀後期のティラノサウルス類の化石は福島、長崎、熊本各県でも見つかっている。
福島県のものと今回の化石は海底に堆積してできた地層から見つかっており、当時海岸線近くに
生息していた可能性も考えられるという。
化石を発見した奈良県平群町の小川英敏さん(62)も会見に同席し、
「サメの骨を探しに入って、恐竜の骨が見つかるとは。驚いたし、うれしかった」と笑顔で話した。