辺野古の希少サンゴ、また消失
埋め立て予定海域
2018/7/17 19:08
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新基地建設が進むキャンプ・シュワブ沿岸=6月29日、名護市辺野古(小型無人機で撮影)
防衛省沖縄防衛局は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域に生息していた保護対象の希少サンゴが消失したと発表した。
先月も一時、不明となった後、近くで見つかっていた。ダイバーを投入し、捜索している。
同局によると、13日に準絶滅危惧「ヒメサンゴ」1群体の消失が確認された。
このサンゴは軽い岩石に付着しているため、台風による高波の影響を受けて流された可能性がある。
同局は、このサンゴを移植するための特別採捕許可を県に申請し、県が可否を検討している。