地震のあと航空機の欠航が続いていた新千歳空港では、7日午前、航空機の運航が再開しました。
空港は搭乗券を買い求める多くの利用客などで混雑しています。
新千歳空港では地震のあとの大規模な停電で6日は終日欠航していましたが、これまでに停電が解消し、システムが正常に稼働していることが確認されたことから、成田を出発した便が午前11時前、空港に到着しました。
後志の泊村に住む67歳の男性は、「旅行からの帰りでフライトが欠航になったのできのう成田に泊まりました。空港からどうやって家に帰れるか心配です」と話していました。
7日午前8時ごろ、新千歳空港のターミナルビルでは運航再開を前に、およそ3000人が列をつくりました。
現在、出発ロビーでは、搭乗手続きや振り替え便の手続きをする人で混雑しています。
航空各社は、運航は再開したものの、機材の手配が間に合わないなどの理由で欠航便もまだあることから、最新の運航情報をホームページなどで確認してほしいと呼びかけています。
大規模な停電の影響で、運休が続いていたJRは、停電が順次解消していることから、7日午後1時以降、札幌と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」の運行を再開します。
本数を1時間に2本程度に減らして運行するということです。
一方、特急列車は終日運休を決めています。
普通列車も運行再開の見通しは立っていません。
09月07日 10時53分
首都圏 NEWS WEB
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