関西空港連絡橋 鉄道が約2週間ぶりに運転再開
2018年9月18日 6時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180918/k10011633911000.html
台風21号の影響でタンカーが衝突した関西空港の連絡橋は鉄道の復旧工事が完了し、JRと南海電鉄は、18日の始発からほぼ2週間ぶりに運転を再開しました。
台風21号の影響でタンカーが衝突した連絡橋は、鉄道部分の橋桁が最大50センチずれ、電車に電気を供給する架線を支える柱も大きく壊れました。
このため、対岸にあるりんくうタウン駅と関西空港駅の間は、今月4日から運転できなくなっていました。
その後、復旧工事が順調に進み、試験運転でも最終的な安全が確認されたため、JR西日本と南海電鉄は当初の予定よりも3日前倒し、18日の始発から運転を再開することにしました。
そして午前5時20分すぎ、最初の電車がほぼ2週間ぶりに乗客を乗せて連絡橋を渡り、関西空港駅に到着しました。
関西空港に鉄道を使って訪れる利用客は1日およそ6万7000人と、空港への交通手段のうちおよそ8割を占めていて、鉄道の再開でアクセスは大幅に改善されることになります。
一方、連絡橋の道路部分は復旧の時期がまだ決まっておらず、今後も工事が進められます。