上野原市で26日朝、斜面の土砂がおよそ20メートルにわたって崩れて道路をふさぎ、川合地区の17世帯37人が事実上、孤立しています。
市は土砂の撤去作業を進めていますが、復旧は28日になる見通しです。
26日午前6時半ごろ、上野原市に「道路脇の土砂が崩れて道をふさぎ、通れない」と市民から通報がありました。
市などが確認したところ、国道20号線と桂川の南側の川合地区とを結ぶ市道脇の斜面がコンクリートののり面ごとおよそ20メートルに渡って崩れていました。
崩落によるけが人はおらず、市や警察などが土砂の撤去作業にあたりましたが、車が通れない状態が続いていて、川合地区が事実上、孤立しているということです。
市によりますと、川合地区には生後2か月の乳児から70代のお年寄りまで17世帯37人が住んでいて、市の職員が乳児用のミルクを届けるなどの支援を行いました。
地区では、電気と水道、それに電話は平常通り使えるということです。
市などは27日も小型の重機を使って復旧作業を進めることにしていますが、市によりますと車が通れるようになるのは28日になる見通しです
NHK 09月26日 20時44分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180926/1040004297.html