湯沢市の小安峡温泉で、11年前に廃業し、その後、所有者がいなくなったホテルの建物について、市は、倒壊などの危険があるとして早ければ11月にも解体工事を始めることになりました。
湯沢市の小安峡温泉にある「小安観光ホテル鶴泉荘」は平成19年に廃業したあと、破産手続きも取りやめになって所有者がいなくなり、10年近く放置されたままになっています。
ホテルは地上5階建てで老朽化による倒壊のおそれがあるほか、冬場は国道の上をまたぐ渡り廊下からの落雪の危険もあるため、湯沢市は代わりに解体を行う「略式代執行」という手続きを行うことを決めました。
市は、解体にかかる費用として今年度の当初予算に1億4500万円を計上していますが、アスベストの除去や冷蔵庫などの備品の処分で費用がさらに膨らむことがわかり、開会中の市議会に2400万円を追加する補正予算案を提案することにしています。
予算が承認されれば、早ければ11月中に解体工事が始まる見通しです。
湯沢市は「公金を投入しても住民に新たに利益が生じるものではないが観光地の景観の保全と安全確保のためには費用の支出はやむをえない」と話しています。
NHK 09月26日 09時38分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180926/6010001986.html
湯沢市の小安峡温泉にある「小安観光ホテル鶴泉荘」は平成19年に廃業したあと、破産手続きも取りやめになって所有者がいなくなり、10年近く放置されたままになっています。
ホテルは地上5階建てで老朽化による倒壊のおそれがあるほか、冬場は国道の上をまたぐ渡り廊下からの落雪の危険もあるため、湯沢市は代わりに解体を行う「略式代執行」という手続きを行うことを決めました。
市は、解体にかかる費用として今年度の当初予算に1億4500万円を計上していますが、アスベストの除去や冷蔵庫などの備品の処分で費用がさらに膨らむことがわかり、開会中の市議会に2400万円を追加する補正予算案を提案することにしています。
予算が承認されれば、早ければ11月中に解体工事が始まる見通しです。
湯沢市は「公金を投入しても住民に新たに利益が生じるものではないが観光地の景観の保全と安全確保のためには費用の支出はやむをえない」と話しています。
NHK 09月26日 09時38分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180926/6010001986.html