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性暴力の被害者は何年も黙っていることがある それはなぜ
2018/09/27 58分前
米連邦最高裁判事に指名されているブレット・キャバノー高裁判事について、1980年代に性的暴行されたと複数の女性が名乗り出ている。
一切を否定するキャバノー判事と、女性たちのどちらが本当のことを言っているのかは分からない。
女性たちが被害を名乗り出るまでに30年以上たっているため、なぜ今まで黙っていたのかといぶかしむ人もいる。
キャバノー判事を指名したドナルド・トランプ米大統領も、「攻撃が本人が言うほどひどいものだったら、本人か愛する両親がただちに地元の捜査当局に被害届を出していたはずだと、確信している」とツイートした。
一方で、専門家2人は、性暴力の被害者が何年も被害を黙っているのはよくあるところだと話す。
臨床心理士でコンサルタントのジム・ホッパー氏は、ハーバード大学メディカルスクールで心理学を教える。心理的トラウマの専門家として米国では広く知られている。
バネッサ・グリゴリアディスさんは、大学キャンパスにおける性暴力を取り上げた「Blurred Lines: Rethinking Sex, Power and Consent on Campus(あいまいな一線――キャンパス内の性と力と同意を再考する)」の著者だ。