NTT都市開発は名古屋・栄にある旧住友商事名古屋ビルの跡地で20階建ての高層ビルを建設する。
2019年秋にも着工し、22年初頭にも完成させたい考え。
栄地区では初めて容積率が緩和される「都市再生特別地区」の指定を目指しており、隣接する同社のアーバンネット名古屋ビルとも連携させて利便性を高める。
名古屋市が3日、NTT都市開発が提出した計画書などを公表した。
計画では新ビルは高さ約96メートル、延べ床面積約3万900平方メートル、敷地面積約1900平方メートル。
地下と1階に店舗、2階以上にオフィスが入る計画だが具体的には今後詰める。
旧住商ビルの解体工事は19年1月に完了する予定だ。
都市再生特別地区に指定されるかどうかは都市計画審議会の審議を経て18年度末までに決まる。
指定されると容積率の上限が770%から1100%に上がる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36086780T01C18A0L91000/