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■韓国 ソウルで7人死亡の火災 1人は日本人男性か
韓国の警察によりますと、9日朝早く、韓国の首都ソウルにある建物で7人が死亡する火事があり、このうちの1人について、指紋などから、韓国で暮らす50代の日本人男性とみられ、現地の日本大使館などが確認を急いでいます。
韓国の首都ソウルの中心部で、9日午前5時ごろ、建物の3階部分から火が出ました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、警察によりますと、焼け跡から7人が遺体で見つかったほか、11人がけがをしたということです。
遺体で見つかった1人について警察は、指紋などから、現地で暮らしている50代の日本人男性とみて、身元の確認を急いでいます。
またソウルにある日本大使館も日本人かどうかの確認を進めているということです。
警察によりますと、火事が起きた建物は、1階が飲食店で、2階と3階は、合わせて50を超す小さな部屋に仕切られていて、宿泊施設として利用されていたということです。
消防によりますと、3階の部屋の電気ストーブが火元とみられ、建物にはスプリンクラーなどの消火設備が設置されていなかったということです。
■防火対策不十分な建物で火災相次ぐ
韓国では、スプリンクラーが設置されていないなど防火対策が不十分な建物で大勢の死者が出る火災が相次いでいます。
去年12月、中部のチェチョン(堤川)にあるスポーツセンターやサウナなどが入る商業施設で火災が起き、29人が死亡しました。
それからおよそ1か月後のことし1月には、南部のキョンサン(慶尚)南道ミリャン(密陽)の病院で、体が不自由な高齢の入院患者を中心に46人が死亡しました。
いずれの建物にもスプリンクラーは設置されていませんでした。両方の火災現場を直接訪れたムン・ジェイン(文在寅)大統領は、「このような惨事が繰り返されて、心が痛く、国民に申し訳なく思う。火災に対する安全管理を強化する」と述べました。
しかし、実際には、老朽化した建物では防火対策が不十分であることが珍しくなく、空気が乾燥する冬場を迎えて火災が増える懸念があります。
2018年11月9日 16時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704771000.html --------------------
■火災で邦人含む7人死亡、韓国 ソウル中心部のビル、失火か
【ソウル共同】ソウル中心部のビルで9日早朝、火災が発生し、消防当局によると7人が死亡、10人以上が負傷した。韓国警察は共同通信の取材に、死者の中に50代の日本人男性が含まれていると明らかにした。
現場には消防隊員約100人が出動、約2時間後に鎮火した。警察が出火原因を調べている。失火の可能性が高いという。
ビルは地上3階建て。当局によると2、3階は居住スペースで、計約50人が居住していたという。古いビルでスプリンクラーが設置されていなかった。居住スペースの出入り口周辺で出火したため、避難が困難になったとみられる。
2018/11/9 16:56
共同通信
https://this.kiji.is/433534177834222689?c=39550187727945729