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元市議のセクハラ認定 第三者委が再発防止報告書 埼玉 川越
2018年11月29日 21時08分
埼玉県川越市で、市の女性職員が男性の元市議会議員からセクハラを受けたとする問題で、市議会が設置した第三者委員会は元議員のセクハラを認定したうえで、再発防止の報告書をまとめました。
この問題は、川越市の議会事務局に勤務する30代の女性職員が、市議会の60代の元議員から卑わいな言葉を言われるなどのセクハラを受けたと訴えたもので、女性は議会に対し事実の確認や再発防止を申し入れていました。
これを受けて設置された、有識者による第三者委員会は調査の報告書をまとめ、川越市議会に対して29日、結果を説明しました。
報告書では、元議員の女性職員に対するセクハラや飲酒を強要するパワハラを認定したうえで、市議会の議員と市職員の関係について、議員に対して職員が意見するのを許さない雰囲気があるほか、公務の範囲ではない視察先での飲み会の準備を職員に行わせるなど、パワハラやセクハラが生まれやすい風土があると指摘しました。
そのうえで、公務とプライベートの区別を明確にしてあらかじめ書面で申し合わせるほか、違反行為に対する措置などを盛り込んだ倫理条例を新たに制定すべきなどと提案しています。
報告を受け、川越市議会の小野澤康弘議長は「調査結果を重く受け止め、議員が精神的に優位にあるなど改善すべきところは改善し、市民の信頼を取り戻したい」としています。
元市議のセクハラ認定 第三者委が再発防止報告書 埼玉 川越
2018年11月29日 21時08分
埼玉県川越市で、市の女性職員が男性の元市議会議員からセクハラを受けたとする問題で、市議会が設置した第三者委員会は元議員のセクハラを認定したうえで、再発防止の報告書をまとめました。
この問題は、川越市の議会事務局に勤務する30代の女性職員が、市議会の60代の元議員から卑わいな言葉を言われるなどのセクハラを受けたと訴えたもので、女性は議会に対し事実の確認や再発防止を申し入れていました。
これを受けて設置された、有識者による第三者委員会は調査の報告書をまとめ、川越市議会に対して29日、結果を説明しました。
報告書では、元議員の女性職員に対するセクハラや飲酒を強要するパワハラを認定したうえで、市議会の議員と市職員の関係について、議員に対して職員が意見するのを許さない雰囲気があるほか、公務の範囲ではない視察先での飲み会の準備を職員に行わせるなど、パワハラやセクハラが生まれやすい風土があると指摘しました。
そのうえで、公務とプライベートの区別を明確にしてあらかじめ書面で申し合わせるほか、違反行為に対する措置などを盛り込んだ倫理条例を新たに制定すべきなどと提案しています。
報告を受け、川越市議会の小野澤康弘議長は「調査結果を重く受け止め、議員が精神的に優位にあるなど改善すべきところは改善し、市民の信頼を取り戻したい」としています。