>>6>>11
パブーク はラオ語でのメコンオオナマズの呼称だな
タイ語ならプラ・ブーク
タイ語とラオ語はお互い方言程度の差しかない
パとかプラーというのが魚の意味
メコンオオナマズは世界最大級の淡水魚の1つとして知られている
3m、300sにまで成長するとされているがまあ2.8m、280sくらいがまともに確認された最大値かな
香辛料などを使って上手に調理すると非常に美味(内臓も出さずにいい加減に塩焼きにするような調理だと
泥臭くて食えなくなるw)
メコン水系の特産種
数が減っており漁獲制限されている
メコンオオナマズと同属とされていたパンガシウス属のナマズ(今ではメコンオオナマズはPangasianodon属になった)は
2m前後以上まで育つ種類が多く成長も早いので、養殖される種類が多い
そして最近ではウナギの替わりに蒲焼で売られるようになったw
タイには他に、パーカーホーというコイ科の200sを超えるという巨大種(昨今では100sすら珍しい)や、
淡水エイで最大400sともいうヒマンチュラ・チャオプラヤなど在来の巨大淡水魚が何種もいるのだが
そこにアマゾン産のピラルクーまで放されて帰化してしまい、大きい個体は珍しくなったと言われつつも
150sくらいのものならどれもそんなに少なくない状況で見られ、現在の地球上では
巨大淡水魚の種類だけなら最も多い国、とも言える
ただし、先進国なのに巨大淡水魚が簡単に見られる!という条件なら
ヨーロッパ各地で、20世紀末に水質汚染で1.8m以上の個体がいなくなってしまったが
水質改善で2.7m以上の個体が復活したヨーロッパオオナマズは
現地各国だと橋の下とかで簡単に観察できる、なんてのには敵わない