https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011400149&g=int
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は13日、トランプ政権が昨年9月、
イラクの首都バグダッドの米大使館がある外国公館地区がイランの支援を受ける
武装勢力に攻撃されたことを受け、対イラン武力行使を一時検討したと報じた。
実際に攻撃は行われなかったが、攻撃計画を主導したとされるボルトン大統領補佐官
(国家安全保障担当)の強硬姿勢を反映した動きと言える。
同紙が元職を含む当局者の話として伝えたところによると、外国公館が集まるバグダッドの
「グリーンゾーン」に昨年9月上旬、迫撃砲3発が撃ち込まれた。人的被害はなかったが、
事態を重視したホワイトハウスの安保チームは、イラン攻撃計画を提示するよう国防総省に指示した。
大きな被害のない攻撃に武力行使で対応するのは異例といい、元当局者の一人は同紙に
「何と無鉄砲なのかと仰天した」と語る。国防総省は指示を受け、イラン攻撃計画を策定したが、
同省が実現性をどこまで想定していたかや、実際にトランプ氏がどこまで指示に関与したかは明らかでない。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は13日、トランプ政権が昨年9月、
イラクの首都バグダッドの米大使館がある外国公館地区がイランの支援を受ける
武装勢力に攻撃されたことを受け、対イラン武力行使を一時検討したと報じた。
実際に攻撃は行われなかったが、攻撃計画を主導したとされるボルトン大統領補佐官
(国家安全保障担当)の強硬姿勢を反映した動きと言える。
同紙が元職を含む当局者の話として伝えたところによると、外国公館が集まるバグダッドの
「グリーンゾーン」に昨年9月上旬、迫撃砲3発が撃ち込まれた。人的被害はなかったが、
事態を重視したホワイトハウスの安保チームは、イラン攻撃計画を提示するよう国防総省に指示した。
大きな被害のない攻撃に武力行使で対応するのは異例といい、元当局者の一人は同紙に
「何と無鉄砲なのかと仰天した」と語る。国防総省は指示を受け、イラン攻撃計画を策定したが、
同省が実現性をどこまで想定していたかや、実際にトランプ氏がどこまで指示に関与したかは明らかでない。