京都新聞
立命大理工学部の道関隆国教授や福水洋平准教授らのグループは、直径1ミリメートルの微細な穴に光を当てると穴の内部が影になり、
小さな黒い点に見えることに着目した。サイコロの「5」の目のように基材に穴を空けた1単位「高周波セル」を、2次元コードのように
配置。コードを読み取るためのスマートフォン(スマホ)用の専用アプリも開発した。
観光スポットの案内板にコードを施すことで、スマホをかざせば文化財の歴史や紹介動画をスマホ画面に表示できるようになる。建物の
築年数などの情報管理や資材の追跡にも応用できるという。道関教授は「基材が存在する限り長く使うことができる。素材に穴を空ける
だけなので白黒の2次元コードに比べて目立たず、景観にも良い」と話している。
木材に施されたQRコード。スマートフォンをかざして読み込むと、画面に「RITSUMEIKAN」という情報が表示された
(京都市中京区・立命館大朱雀キャンパス)
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190123000083
立命大理工学部の道関隆国教授や福水洋平准教授らのグループは、直径1ミリメートルの微細な穴に光を当てると穴の内部が影になり、
小さな黒い点に見えることに着目した。サイコロの「5」の目のように基材に穴を空けた1単位「高周波セル」を、2次元コードのように
配置。コードを読み取るためのスマートフォン(スマホ)用の専用アプリも開発した。
観光スポットの案内板にコードを施すことで、スマホをかざせば文化財の歴史や紹介動画をスマホ画面に表示できるようになる。建物の
築年数などの情報管理や資材の追跡にも応用できるという。道関教授は「基材が存在する限り長く使うことができる。素材に穴を空ける
だけなので白黒の2次元コードに比べて目立たず、景観にも良い」と話している。
木材に施されたQRコード。スマートフォンをかざして読み込むと、画面に「RITSUMEIKAN」という情報が表示された
(京都市中京区・立命館大朱雀キャンパス)
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190123000083