2019年2月14日、海外のSNSで今月12日に中国と日本の艦艇が対峙(たいじ)していると見られる様子を撮影した動画が投稿され、環球網がその動画と記事を掲載した。記事は「動画は中国のネットユーザーが投稿したもの」と説明している。
記事はまず、「動画は近距離で撮影されたようだ。天気が良くなく、黒い雲が立ち込め、波も高い。カメラが上下に揺れているが、映像から中国側の船は海軍の『フリゲート艦05A型』であることがわかる」と伝えた。また、「撮影された時間や具体的な海域は不明だが、おそらく東シナ海、または西太平洋の海域だろう」と推測。そして、「中国の護衛艦の対面には日本の艦艇が見える」と伝えている。
記事は、日本側の艦艇についてその形状から海上自衛隊の「あきづき」型汎用(はんよう)護衛艦であると推測。その上で、「『あきづき』型護衛艦は近年日本で整備された新鋭の艦艇で、2010年に1番艦が進水し、これまで4隻が就役している。あきづき型護衛艦の排水量は満載6800トン、ESSM(艦対空ミサイル)の搭載数については、標準的にはMk.41VSLの8セル分、32発を搭載しているといわれている。対空重視型の護衛艦であるが、対潜・対艦・対地攻撃能力を持つなど、汎用性も高い。その任務は、弾道ミサイル防衛にあり、高高度を警戒するイージス艦を補完するため、中・低空域に侵入してくる敵を撃破すること」と紹介した。
記事はさらに「ネット上ではこの動画について『2月11日にスプラトリー諸島で米軍の2隻のイージス艦が中国側と対峙した時のもの』という見方もあるが、これは誤りである。日本の護衛艦に『イージスレーダー』が搭載されているのは明らかだが、外観は米軍のイージス艦とは似ていない」と伝えた。(翻訳・編集/和田)
Record China / 2019年2月15日 12時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_687678
記事はまず、「動画は近距離で撮影されたようだ。天気が良くなく、黒い雲が立ち込め、波も高い。カメラが上下に揺れているが、映像から中国側の船は海軍の『フリゲート艦05A型』であることがわかる」と伝えた。また、「撮影された時間や具体的な海域は不明だが、おそらく東シナ海、または西太平洋の海域だろう」と推測。そして、「中国の護衛艦の対面には日本の艦艇が見える」と伝えている。
記事は、日本側の艦艇についてその形状から海上自衛隊の「あきづき」型汎用(はんよう)護衛艦であると推測。その上で、「『あきづき』型護衛艦は近年日本で整備された新鋭の艦艇で、2010年に1番艦が進水し、これまで4隻が就役している。あきづき型護衛艦の排水量は満載6800トン、ESSM(艦対空ミサイル)の搭載数については、標準的にはMk.41VSLの8セル分、32発を搭載しているといわれている。対空重視型の護衛艦であるが、対潜・対艦・対地攻撃能力を持つなど、汎用性も高い。その任務は、弾道ミサイル防衛にあり、高高度を警戒するイージス艦を補完するため、中・低空域に侵入してくる敵を撃破すること」と紹介した。
記事はさらに「ネット上ではこの動画について『2月11日にスプラトリー諸島で米軍の2隻のイージス艦が中国側と対峙した時のもの』という見方もあるが、これは誤りである。日本の護衛艦に『イージスレーダー』が搭載されているのは明らかだが、外観は米軍のイージス艦とは似ていない」と伝えた。(翻訳・編集/和田)
Record China / 2019年2月15日 12時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_687678