神戸市長田区の旧二葉小学校(現ふたば学舎)にあるオリーブの木に小さな銘板が設置され、24日、地元住民らにお披露目された。90年前の開校と前後して植えられたとみられるが、経緯は不明。銘板にはこんな言葉が刻まれる。「このオリーブ樹のことをご存知(ぞんじ)の方はおられませんか?」
かつての正門の辺りにそびえる、高さ約10メートルの古木。2年ほど前、神戸大学名誉教授でオリーブに詳しい中西テツさんが、樹齢100年近いオリーブだと気づき、多くの住民が知るところとなった。
銘板は、地元住民らでつくる「旧二葉小学校活用委員会」が、木の存在を改めて周知しようと設置。神戸とオリーブの歴史的な関係などについて記した。
この日は除幕式があり、同窓会で同学舎を訪れていた卒業生約60人も参加。村上浩一さん(94)=同市長田区=は「自分の母校に立派なオリーブがあるなんて、びっくりしたけど何だか誇らしい」と目を細めた。ただ、最高齢の村上さんでさえ、この木の存在は今まで全く知らなかったという。同学舎の関係者は「なぜこの地にオリーブが植えられたのか。いつか解明できれば」と期待する。
神戸新聞 2/25(月) 6:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000000-kobenext-l28
かつての正門の辺りにそびえる、高さ約10メートルの古木。2年ほど前、神戸大学名誉教授でオリーブに詳しい中西テツさんが、樹齢100年近いオリーブだと気づき、多くの住民が知るところとなった。
銘板は、地元住民らでつくる「旧二葉小学校活用委員会」が、木の存在を改めて周知しようと設置。神戸とオリーブの歴史的な関係などについて記した。
この日は除幕式があり、同窓会で同学舎を訪れていた卒業生約60人も参加。村上浩一さん(94)=同市長田区=は「自分の母校に立派なオリーブがあるなんて、びっくりしたけど何だか誇らしい」と目を細めた。ただ、最高齢の村上さんでさえ、この木の存在は今まで全く知らなかったという。同学舎の関係者は「なぜこの地にオリーブが植えられたのか。いつか解明できれば」と期待する。
神戸新聞 2/25(月) 6:30
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