札幌市豊平区の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」が爆発し、52人が負傷した事故は16日、発生から3か月となった。現場周辺はベニヤ板が張られたままの建物も多く、事故の影響が色濃く残っている。一方で同店隣接のファミリーレストランは、19日の営業再開に向けて準備が進められ、日常を取り戻しつつある。
事故は昨年12月16日午後8時半頃に発生。同店の男性店長が店内で約120本の消臭スプレー缶を一斉に噴射させたことで起きた。爆発後のがれきの撤去は1月中に終わり、店舗跡地は更地になっている。
アパマンショップを展開する「APAMAN(アパマン)」(東京)によると、事故の影響で、近隣の建物41棟、車両32台に被害があり、約200件の被害申請があった。2月時点で約150件の補償金を支払ったという。
同店隣接のファミリーレストラン「ロイヤルホスト平岸店」は事故当時、爆風でほとんどの窓ガラスが割れ、天井や柱も損傷し、店内の客も軽傷を負った。同店は1月から窓ガラスの張り替えなどの修復工事を始め、19日の営業再開を決めた。16日には食材が搬入され、従業員らが慌ただしく出入りしていた。
「ロイヤルホスト株式会社」(東京)の広報担当者は「事故前のようにお客様がゆっくりくつろげる店に戻れるように努力したい」としている。
町内会の仲間らと一緒に月1、2回、利用していたという近くの女性(78)は「もう閉店してしまうのかと心配していたので安心した。友達と一緒に食事をしに来たい」と声を弾ませた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190317-OYT1T50099/
事故は昨年12月16日午後8時半頃に発生。同店の男性店長が店内で約120本の消臭スプレー缶を一斉に噴射させたことで起きた。爆発後のがれきの撤去は1月中に終わり、店舗跡地は更地になっている。
アパマンショップを展開する「APAMAN(アパマン)」(東京)によると、事故の影響で、近隣の建物41棟、車両32台に被害があり、約200件の被害申請があった。2月時点で約150件の補償金を支払ったという。
同店隣接のファミリーレストラン「ロイヤルホスト平岸店」は事故当時、爆風でほとんどの窓ガラスが割れ、天井や柱も損傷し、店内の客も軽傷を負った。同店は1月から窓ガラスの張り替えなどの修復工事を始め、19日の営業再開を決めた。16日には食材が搬入され、従業員らが慌ただしく出入りしていた。
「ロイヤルホスト株式会社」(東京)の広報担当者は「事故前のようにお客様がゆっくりくつろげる店に戻れるように努力したい」としている。
町内会の仲間らと一緒に月1、2回、利用していたという近くの女性(78)は「もう閉店してしまうのかと心配していたので安心した。友達と一緒に食事をしに来たい」と声を弾ませた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190317-OYT1T50099/