資産状況などを電話でたずねる「アポ電」に対する警察の警戒を悪用する手口で佐久市の70代の女性が現金150万円をだまし取られました。
被害にあったのは佐久市の一人暮らしの女性で、今月中旬、おいを名乗る男から家に電話があり、「電車の中でかばんをとられた、150万円が必要」などと頼まれました。
その後、警察官を名乗る男から「電話は今はやりのアポ電です」と言われ、だまされたふりをして相手を捕まえる「だまされたふり作戦」への協力を求められました。
女性は指示通り、路上で男に現金150万円を手渡しましたが、その後、被害に気がついたということです。
一方、長野市では警察官をかたりクレジットカードの情報や自宅に現金をどの程度置いているかなどを聞きだす電話がきのう12件相次いでいます。
警察は、常に留守番電話にするなどの対策を心掛け、周囲の人に相談し知らない人には現金を渡さないよう呼びかけています。
SBC信越放送 3/20(水) 10:59
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