https://jp.reuters.com/article/china-central-bank-idJPKCN1RG06E
トップニュース
2019年4月4日 / 04:26 / 16時間前更新
アングル:中国人民銀、早期に預金準備率を追加引き下げか
Reuters Staff
[上海 2日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が近く銀行の預金準備率を再び引き下げるとの観測が市場で強まっている。
中国の銀行システムは通常、4月になると流動性が引き締まる。企業による第1・四半期の納税のために資金需要が高まることが背景だ。ただ専門家によると、中国政府は資金繰りのひっ迫が生じるリスクを減らすことに熱心に取り組む見通し。特に今は、数カ月間で打ち出した一連の経済対策の効果がようやく根付こうとしているだけに、なおさら資金調達環境の安定が望ましい。
流動性が著しく引き締まれば、人民銀がこれまで企業のバランスシートへの重圧を和らげるために、ずっと低め誘導を続けてきた銀行間取引市場の金利が跳ね上がりかねない。
市場参加者の予想では、4月は納税や地方政府の起債、人民銀の中期貸出ファシリティー(MLF)の償還期限到来などによって1兆元(1487億7000万ドル)余りの流動性が市場から吸収されてしまう。
(リンク先に続きあり)
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2019年4月4日 / 04:26 / 16時間前更新
アングル:中国人民銀、早期に預金準備率を追加引き下げか
Reuters Staff
[上海 2日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が近く銀行の預金準備率を再び引き下げるとの観測が市場で強まっている。
中国の銀行システムは通常、4月になると流動性が引き締まる。企業による第1・四半期の納税のために資金需要が高まることが背景だ。ただ専門家によると、中国政府は資金繰りのひっ迫が生じるリスクを減らすことに熱心に取り組む見通し。特に今は、数カ月間で打ち出した一連の経済対策の効果がようやく根付こうとしているだけに、なおさら資金調達環境の安定が望ましい。
流動性が著しく引き締まれば、人民銀がこれまで企業のバランスシートへの重圧を和らげるために、ずっと低め誘導を続けてきた銀行間取引市場の金利が跳ね上がりかねない。
市場参加者の予想では、4月は納税や地方政府の起債、人民銀の中期貸出ファシリティー(MLF)の償還期限到来などによって1兆元(1487億7000万ドル)余りの流動性が市場から吸収されてしまう。
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