毎日新聞 2019年4月19日 11時01分(最終更新 4月19日 19時38分)
小田原城址公園(神奈川県小田原市)にある歴史見聞館が20日、「NINJA館」としてリニューアルオープンする。外国人にも人気がある「忍者」をテーマにしており、からくり屋敷や忍術を体験できるなど、家族連れや外国人観光客の人気を集めそうだ。【澤晴夫】
歴史見聞館は1929(昭和4)年に建設された旧城内小学校の講堂を利用し、戦国から江戸時代にかけての小田原城を紹介するガイダンス施設として98年4月に開館した。耐震補強工事に合わせ、戦国時代の小田原北条氏に仕えたとされる「風魔」にスポットを当て全面的に改修した。
忍者は「風間」「風間出羽守」という人物が登場する戦国時代の文書が6通残っているだけで、その存在は確認されていない。風間は最前線に配置され、特殊な軍事活動をしていたようで、その活動が江戸時代に伝説の忍者「風魔小太郎」を生み出したとされる。
オープンするNINJA館は、風魔忍者が「小田原攻め」をする豊臣秀吉の軍勢から小田原城を守るため、「忍務」を遂行するというストーリーで演出されている。
最初に「戦国シアターゾーン」で戦国時代の小田原にタイムスリップ。北条氏の歴史を学んだ後「忍者体験ゾーン」に進む。「からくり屋敷」には忍び足で歩く廊下や隠し扉などの仕掛けがあり、ロープとボルダリング用の人工壁で侵入術を体験できる。体感型シアターで敵の忍者と戦う「実戦ゾーン」もある。
入館料は大人300円、小中学生100円。オープン当日の20日午後1時半から、小田原市民会館小ホールで、特別講演会「忍者〜伊賀・甲賀・そして風魔〜」もある。入場無料。問い合わせは小田原城天守閣
https://mainichi.jp/articles/20190419/k00/00m/040/070000c
小田原城址公園(神奈川県小田原市)にある歴史見聞館が20日、「NINJA館」としてリニューアルオープンする。外国人にも人気がある「忍者」をテーマにしており、からくり屋敷や忍術を体験できるなど、家族連れや外国人観光客の人気を集めそうだ。【澤晴夫】
歴史見聞館は1929(昭和4)年に建設された旧城内小学校の講堂を利用し、戦国から江戸時代にかけての小田原城を紹介するガイダンス施設として98年4月に開館した。耐震補強工事に合わせ、戦国時代の小田原北条氏に仕えたとされる「風魔」にスポットを当て全面的に改修した。
忍者は「風間」「風間出羽守」という人物が登場する戦国時代の文書が6通残っているだけで、その存在は確認されていない。風間は最前線に配置され、特殊な軍事活動をしていたようで、その活動が江戸時代に伝説の忍者「風魔小太郎」を生み出したとされる。
オープンするNINJA館は、風魔忍者が「小田原攻め」をする豊臣秀吉の軍勢から小田原城を守るため、「忍務」を遂行するというストーリーで演出されている。
最初に「戦国シアターゾーン」で戦国時代の小田原にタイムスリップ。北条氏の歴史を学んだ後「忍者体験ゾーン」に進む。「からくり屋敷」には忍び足で歩く廊下や隠し扉などの仕掛けがあり、ロープとボルダリング用の人工壁で侵入術を体験できる。体感型シアターで敵の忍者と戦う「実戦ゾーン」もある。
入館料は大人300円、小中学生100円。オープン当日の20日午後1時半から、小田原市民会館小ホールで、特別講演会「忍者〜伊賀・甲賀・そして風魔〜」もある。入場無料。問い合わせは小田原城天守閣
https://mainichi.jp/articles/20190419/k00/00m/040/070000c