海保巡視船で集団飲酒 暴行の保安官が停職12カ月
海上で警戒活動に当たっていた海上保安庁の巡視船内で昨年6月、複数の海上保安官が規則に反して酒を飲み、うち1人が別の海上保安官に暴行を加えていた。
海保への取材でわかった。
暴行した海上保安官は停職12カ月の懲戒処分を受け、依願退職したという。
海保は被害者のプライバシーを理由に処分を公表していなかった。
海保によると、海上保安官たちが飲酒したのは勤務時間外の夜。
レセプションや3日以上の航海で船長の許可があった場合を除き、巡視船内での飲酒は禁じられている。
監督する立場の船長や、ともに飲酒していた複数の海上保安官は厳重注意処分にしたという。
人事院の指針では、停職処分の場合、業務時間外の行為でも原則として公表の対象にしている。
海保は、事案の起きた海域や飲酒した人数、被害者のけがの有無など詳細を明らかにしていない。(贄川俊)
朝日新聞DIGITAL 2019年5月15日13時40分
https://www.asahi.com/articles/ASM5H4CF9M5HUTIL019.html
海上で警戒活動に当たっていた海上保安庁の巡視船内で昨年6月、複数の海上保安官が規則に反して酒を飲み、うち1人が別の海上保安官に暴行を加えていた。
海保への取材でわかった。
暴行した海上保安官は停職12カ月の懲戒処分を受け、依願退職したという。
海保は被害者のプライバシーを理由に処分を公表していなかった。
海保によると、海上保安官たちが飲酒したのは勤務時間外の夜。
レセプションや3日以上の航海で船長の許可があった場合を除き、巡視船内での飲酒は禁じられている。
監督する立場の船長や、ともに飲酒していた複数の海上保安官は厳重注意処分にしたという。
人事院の指針では、停職処分の場合、業務時間外の行為でも原則として公表の対象にしている。
海保は、事案の起きた海域や飲酒した人数、被害者のけがの有無など詳細を明らかにしていない。(贄川俊)
朝日新聞DIGITAL 2019年5月15日13時40分
https://www.asahi.com/articles/ASM5H4CF9M5HUTIL019.html