車内広告2社が乗客の顔を撮影 タクシーで
石井啓一国土交通相は11日の記者会見で、タクシー車内で広告を表示する
タブレット端末の実態を調べた結果、端末を提供しているIT関連企業
「ジャパンタクシー」と「ディー・エヌ・エー(DeNA)」の2社が乗客の顔を
撮影していたと明らかにした。いずれも調査時点では、乗客に合った広告を
配信するのが目的だと周知していた。
ジャパンタクシーは昨年、顔撮影のためのカメラの存在や利用目的の周知が
不十分だとして、政府の個人情報保護委員会から行政指導を受けた。
国交省は4〜5月に調査し、関連企業から回答を得た。乗客の音声を録音した
事例はなかったとしている。
一般社団法人共同通信社(2019/6/11 15:07)
https://this.kiji.is/511017739877942369?c=39546741839462401