北電の株主 志賀原発運転差し止め求め提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000006-bbt-l16
2019/6/18(火) 20:30配信
YAHOO!JAPAN NEWS,富山テレビ
動画あり
北陸電力の株主の一部が会社の経営陣を相手取って志賀原子力発電所の運転差し止めを求める裁判を富山地裁に起こしました。
原告団は、志賀原発を巡って金沢地方裁判所で現在も続いている差し止めを求める裁判が停滞していることも提訴の理由に挙げています。
訴えを起こしたのは、富山、石川に住む北陸電力の株主8人で、北陸電力の久和進会長など代表権を持つ5人の役員を相手取り、
志賀原発の運転差し止めを求める裁判の訴状きょう、富山地裁に提出し、受理されました。
訴えによりますと原告は新規制基準の適合性審査で再稼働の見通しが立たないなか、再稼働を前提とした膨大なコスト負担などの行為は、
会社に回復できない損害を生じさせるおそれがあるなどとしています。
そして原告団は、現在も続いている金沢地方裁判所での差し止めを求める裁判が停滞していることも提訴の理由に挙げています。
志賀原発を巡っては2011年の東日本大震災以降に金沢地方裁判所で提訴された差し止め訴訟の審理が現在も続いていますが今回、
提訴された裁判はこれとは異なり、原告団は、会社法に基づき経営の違法性を問いたいとしています。
提訴を受けて北陸電力は訴状を見ていないので内容が把握できないため、コメントは差し控えたいとしています。