https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190719/k10011998591000.html
19日未明、愛知県北名古屋市で、パトカーから逃げていた乗用車が対向車線を走る軽乗用車と
普通乗用車に立て続けに衝突し、軽乗用車の63歳の男性が死亡、普通乗用車の男性が大けがをしました。
警察の調べに対し逃げていた車の男は「酒を飲んでいる」などと話しているということで、警察が詳しい状況を調べています。
19日午前2時40分すぎ、北名古屋市の市道で、パトカーから逃げていた乗用車が対向車線を走る軽乗用車と
その後ろを走行していた普通乗用車に立て続けに衝突しました。
この事故で、軽乗用車を運転していた北名古屋市の会社員、大森雪春さん(63)が病院に搬送されましたが、
まもなく死亡し、普通乗用車を運転していた30代とみられる男性が右足の骨を折るなどの大けがをしました。
警察は、パトカーの追跡から逃げていた乗用車を運転していた北名古屋市の無職、伊藤達也容疑者(48)を
道路交通法違反の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、伊藤容疑者の車がふらついて走行しているのを見つけ、信号で停止したところで職務質問をしたところ、
急発進したため追跡していたということです。
警察の調べに対し「酒を飲んでいる。パトカーがうっとうしいから逃げた」などと供述しているということです。
この事故について愛知県警の北警察署は「詳細については現在捜査中だが適正な職務執行だったと考えている」
とコメントしています。