https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190722/1080006478.html
66歳女性死亡 息子事情知るか
07月22日 20時38分
22日午後、千葉県松戸市の住宅で66歳の女性が首から血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、近くの神社の境内を首にけがをして血だらけで歩いていた38歳の息子が、何らかの事情を知っているとみて捜査しています。
22日午後1時すぎ、千葉県松戸市松戸にある住宅の居間で、この家に住む常盤圭子さん(66)が血を流して倒れているのを帰宅した夫が見つけ、警察に通報しました。
常盤さんは病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、常盤さんの首には刃物で切られたようなあとがあり、そばには包丁が落ちていたということです。
そして、常盤さんが血を流して倒れているのが見つかったおよそ10分後に、すぐ近くの神社の境内で、この神社の神職で常盤さんの38歳の息子が、血だらけで歩いているのを神社の関係者が見つけました。
息子も首にけがをしていて病院に運ばれましたが、搬送時、意識はあったということです。
警察は、この息子が何らかの事情を知っているとみて捜査しています。
現場は、JR松戸駅から南西に600メートルほど離れた住宅や店舗などが建ち並ぶ一角です。
松戸市の現場近くに住む70代の男性は「自宅の庭で草むしりをしていたら、『ギャー』という大きな声が聞こえた。近くの神社の境内で人が倒れていると聞いたので行ってみると、警察や消防が集まっていた。ふだんは静かなところでこんなことが起きたなんて信じられない」と話していました。