地産地消を教える学校で…給食のコロッケ産地偽装
テレ朝ニュース 2019/08/27 06:23
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000162892.html
小中学生に地産地消を教える学校の給食で産地の偽装がありました。
山口県学校給食会・土井達夫常務理事:「給食における地産地消というのは非常に重要な食育の一環になっている。
私どもも商品開発等を含め、その対応を少し急ぎすぎたのではないか」
山口県学校給食会によりますと、コロッケ販売会社の「福八」は山口県内ほぼ全域の小中学校の
給食で出されていたコロッケの牛肉を県内産のブランド牛を100%使っているとうたっていましたが、
6割以上別の国産牛を混ぜていました。
また、国産ゴボウを県内の特産品と偽っていました。
業者は「経営が苦しかった」「材料が足りないので在庫品で間に合わせてしまった」と話したということです。
県学校給食会はこの業者と契約を解除し、
「学校給食への地産地消促進を急ぎすぎた」として今後、産地の確認を徹底するなどとしています。