天王寺動物園のシマウマが死ぬ
http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20190913/2000020105.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
大阪の天王寺動物園で、1頭だけ飼育していたシマウマが事故で死にました。
死んだのは27歳の雄のグラントシマウマ、「ヒデヨシ」です。
天王寺動物園によりますと、11日の夕方、「ヒデヨシ」が屋外の展示場から獣舎に戻る際、
ウシ科のエランドという動物とけんかになり、腹を角で突き刺され、まもなく死んだということです。
シマウマとエランドは、どちらもふだんはおとなしい性格で、日中は
「アフリカサバンナゾーン」という同じ展示場で飼育していましたが、
11日は雨が降っていたため「ヒデヨシ」が早く獣舎に入ろうとして、小競り合いになったということです。
「ヒデヨシ」は、広島の動物園で生まれ、平成8年から天王寺動物園で飼育され、9頭の子どもをもうけました。
動物園の入り口には、「ヒデヨシ」を悼む献花台が設けられ、花束や好物のりんごやにんじんが供えられていました。
天王寺動物園で飼育していたシマウマは「ヒデヨシ」だけで、園では新しいシマウマを迎えたいとしています。
天王寺動物園の獣医師の佐野祐介さんは、
「『ヒデヨシ』は、高齢だったが元気だったので残念だ。シマウマは動物園のシンボルなので、
近いうちに新しいシマウマを迎えたい」と話していました。
09/13 17:32