https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190915/k10012082921000.html
停電 9万戸余で続く 天候によっては復旧作業の中断も
2019年9月16日 7時12分生活影響 停電
台風15号の影響で千葉県では依然として停電の戸数が9万戸余りに上っています。千葉県では16日昼前にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、復旧作業への影響が出ないかも懸念されます。
東京電力によりますと、千葉県内で16日午前7時の時点で停電している戸数は、15日の同じ時間と比べて4万4000戸余り減りましたが、依然としておよそ9万300戸で停電しています。
自治体別にみると
▽南房総市が8900戸
▽市原市が6100戸
▽千葉市が4400戸
▽館山市が4300戸
などとなっています。
東京電力は千葉市や市原市、木更津市などでは16日までにおおむね復旧するという見通しを示してきました。
しかし、これらの地域の中でも、損傷した設備の復旧に加えて電力の安定性を確認する作業に時間がかかっているということで、地区によっては、復旧までさらに日数を要するとしています。
また千葉県では16日昼前にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。東京電力は、天候によっては安全を確保するために復旧作業を中断することもあるとしていて、復旧の遅れが懸念されます。
東京電力は「ご不便をおかけしており、おわび申し上げます。引き続き鋭意、復旧に努めて参ります」としています。
一方、今回の台風15号では各地で建物の被害が大きく、停電の復旧に伴って、破損した電気配線などから火が出る「通電火災」が起きるおそれがあります。
東京電力では停電している住宅では長時間外出する際や夜間、就寝する前にはあらかじめ電気のブレーカーを切っておくなどして注意してほしいと呼びかけています。
停電に関する情報は、東京電力のホームページで確認することができます。ホームページのURLは次のとおりです。http://teideninfo.tepco.co.jp
また、東京電力の公式ツイッターでも復旧状況などを発表しています。