https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190916/k10012084241000.html
台風被害で休校 伊豆大島の都立高校が再開
2019年9月16日 12時25分台風 影響
台風15号の影響で校舎の窓ガラスが割れるなどして休校していた伊豆大島の都立高校が16日に再開し、生徒たちが校内の清掃活動などを行いました。
伊豆大島にある都立大島海洋国際高校では、台風15号の影響で、校舎の窓ガラスが180枚以上割れるなどして浸水し、授業を行えなくなったため、今月9日から休校していました。
高校は16日に1週間ぶりに再開し、浸水の被害を受けていない体育館の半面を使って全校集会を開きました。
このなかで山寺佳幸校長は、「みなさんの顔を見ることができてうれしいです。当面、校舎の一部が使えないなど不便をかけることになりますが先生方と生徒が一丸となって学校の復旧に向けて頑張っていきたいです」と話していました。
このあと生徒たちは校舎内の清掃活動を行い、割れたガラスの破片などが残っていないか見ながら、机をぞうきんで拭いて教室に運び込んだり、机の中に入れていた教材が使えるかどうか確認したりしていました。
男子生徒の1人は、「友達の安全が確認できてよかったです。倒壊している住宅もあるので今後、地域の復旧活動にも参加したいです」と話していました。